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cooking studio


by シェリブロ
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悲しいけれど、そろそろお別れの季節

苺。
この愛しい赤い果物とも、半年後のクリスマスシーズンまでしばしのお別れ。
ということで、少しでも長く一緒に過ごせるようにジャムを作ってみました。

せっかく自分で作るなら、あくまで自分好みに・・・。
今回はレモン汁の代わりにオレンジの果汁を加えて、よりフルーティに仕上げてみました。
ではでは、ジャム作りのスタートです!

まず、苺を入手。
この時期、1パック200円くらいの小粒の安い苺も多く出回っているので、そんな子で十分です。ジャムに向く苺は、果肉がしっかりしていて、少し酸味のあるものの方がいいですよ。「あまおう」や「ももいちご」などの高級な子は、火を通すと味がぼやけてしまいますのでもったいない!そのまま食べましょう。私的には女峰がおススメです。

悲しいけれど、そろそろお別れの季節_d0085594_10372763.jpgまず、鍋(あればホーローの鍋がよいです)に苺とグラニュー糖を入れます。
苺は切ってもいいですが、私は食べた時にゴロゴロとした苺の果肉でリッチな気分を味わいたいので、丸ごと入れちゃいます。
しばらく置くと、苺から水分が出てくるので、そうなればオレンジ果汁をギュッと絞って、加熱開始!


悲しいけれど、そろそろお別れの季節_d0085594_11172512.jpgだんだん白い泡のようなアクが出てきます。もし、コッテリとしたジャムをお望みなら、アクは取らなくてもOK。
グラニュー糖を三温糖にすれば、さらにコッテリ度がアップしますよ。
今回はオレンジと、最後に加える蜂蜜の香りを生かすため、アクを丁寧に取りました。そうすると透明感のある、スッキリとした甘さに仕上がります。グラニュー糖を使ったのもその為ですね。
さてさて、うんちくはさて置き、クツクツと弱火で加熱していくこと20分。
その頃には部屋中に苺の香りが漂います。しばし目を閉じ、幸せな気分に浸りましょう。
(あまり長く浸ってると鍋が焦げるので程々に・・・)

悲しいけれど、そろそろお別れの季節_d0085594_11174851.jpgとろみがついて、スプーンですくうとタラタラと落ちるくらいになれば加熱終了。
仕上げに蜂蜜をスプーンに一杯加えます。
どうですか!このツヤッツヤの美味しそうなジャム!香りをお届けできないのが残念です!!


煮沸したビンに入れて熱い内に蓋をすれば、そのまま20日程は十分持ちます。
厳密にいうと、糖度を60%前後に仕上げた方が保存性が良いのですが、私は甘ったるいジャムが苦手なので、最初の砂糖もかなり控えています。苺のフレッシュ感も残したいので、煮詰めも短め。だって腐る心配なんてする暇が無いほど、すぐに食べてしまいますから。
トーストはもちろん、ヨーグルトにかけたり、アイスに添えたりしても美味しいですよ。
市販のものにはない、苺の濃厚な香りとフルーティさがたまりません!「ジャムってこんなに美味しかったんだ」と、目からウロコが落ちること間違いなしです。

色んなコンフィチュールが出回ってますが、やっぱり自分で作ったものが1番美味しい。
美味しいフレッシュフルーツが出回るこの季節、いろんな組み合わせてで自分だけのジャムを作ってみてはいかがですか?
by chelibro | 2007-05-21 11:39 | その他